宝石のような歌声で世界を魅了する──歌うVTuber TanZ（たんず）

2023年に活動を始めた歌うVTuber・TanZ（たんず）。透明感と力強さを兼ね備えた歌声で、台湾から日本へと注目を広げる“宝石系Vsinger”です。今回は、名前の由来から楽曲制作の裏側、そして未来の夢まで、本人の言葉を交えながらその魅力に迫ります。

名前の由来は「タンザナイト」

「活動開始当時、よく聴いていた曲がnarryさんの『tanzanite』で、僕はちょうど12月生まれで誕生石もタンザナイトだしちょうどいいなと思い、そのままだと長いからアルファベットの最初の４文字をとってTanZにしたんです。

当時は急ごしらえの仮の名前のつもりで改名するつもりでした（笑）」

偶然のようで必然にも思える名前。その響きは今や彼の音楽と切り離せないアイデンティティになっています。

TanZの魅力は、『独特な歌声』『鋭いトークのツッコミ』、そして**「成長のための努力を惜しまない姿勢」**。

自分の歌声をどう表現するかを尋ねると、彼女は迷わずこう答えてくれました。

「きらきらでしょ！宝石系だけに！！！」

歌うときは声色や表現力を意識しているそうで、その積み重ねがリスナーの心を惹きつけています。

さらに「ファンから『ここが好き』とよく言われる部分は？」と尋ねると、少し照れた様子でこう返ってきました。

「え、いわれるっけ、、、、、、、、Ｗ　これを見たみんなぜひ教えて！！！ＷＷ」

この素直でお茶目な一面も、ファンを惹きつける大きな魅力のひとつです。

これまでにリリースしたオリジナル曲は全7曲。

最新曲「はちみつ」についてはこう語ってくれました。

「僕ならどう恋愛するかを意識して歌いました！」

さらにEP「Tanzanite」には特別な想いが込められています。

「やっぱ紫陽花は思い入れあります！ファンだった内緒のピアスさんに書き下ろしていただき、歌中にギフトまで込めていただいたから当然！あのアルバムはいろんな『架け橋』がテーマなので日本と台湾、クリエイターさんと僕とリスナーさん、そんなつながりを感じてもらえたら嬉しいです！」

夢を尋ねると、「日台同時イベントやツアー」と答えてくれたTanZ。

さらに今後挑戦したい活動として「自宅3D歌枠」や「アニメーションMVのオリジナル曲」を挙げ、将来は「Zeppみたいな大きなステージで歌いたい！」と語ります。

彼女の活動は、2Dと3Dの魅力を掛け合わせた「2.5次元の二刀流」として、今後さらに広がりを見せていきそうです。

最後に、読者へ向けてメッセージをもらいました。

「これからも僕の輝きと本物の宝石になるまでの物語、見守ってね💎💫」

偶然の名前から始まった活動は、今や多くの人に愛される音楽へと成長しました。

歌声のきらめき、誠実な努力、そしてリスナーとの“架け橋”を大切にする姿勢──。TanZはこれからも、宝石のように輝き続けるVsingerです。